2013年3月9日土曜日

青函連絡船終航25周年記念講演

今日、船の科学館において青函連絡船終航25周年を記念する講演会が行われました。

講演してくださる方の中には学園祭で講演を行っていただいた方もいらっしゃいました。
さて、講演は出航のドラから始まり羊蹄丸亡き今ブリッジを使用しての模擬出航を行うことはできません。
なので今回は声のみではありましたが実演が行われ、特別ゲストによる出航直後の模擬事務長船内案内放送の流れで始まりました。
本編に入り西沢キャプテンによる四方海話、高橋氏によるシンボルマーク誕生秘話などが語られここで休憩を挟みました。
休憩後飾り毛布の実演、紹介が行われました。
会場には羊蹄丸解体前の資料捜索で発見された貴重な資料が展示されておりました。
また、バックには船名符字と工部省の旗が掲げられていました。
その展示物の紹介を行う予定だったそうですが3月7日に青函連絡船、宇高連絡船で船長として乗務し、作家としても活動を行っていた今井泉氏が肺炎で亡くなったということが知らされ、宇高連絡船廃止前の62年に撮影されたビデオの放映が行われました。
青函連絡船羊蹄丸の展示が終わった青函連絡船に関するイベントは開催しにくいものになってしましましたがこれからも青函連絡船が語り継がれるようにイベントが行われればと思います。


出航前にはドラを鳴らして・・・。

四方山話ではなく四方海話

途中手旗信号を実演する場面も

誕生秘話が語られました

飾り毛布を実際に折り実演を行う様子

すでに折ってある毛布も展示されていました

会場の様子

宗谷の前には海王丸が係船されていました


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