2013年4月4日木曜日

六角橋の横浜市電1505号

先日アマデアが大桟橋に来た日、自転車での帰りに六角橋の交通安全センターの前を通りましたが今回はその中にある横浜市電1505号を見学してきました。


前回は真っ暗で何も見えなかったんですがこんな入り口でした


交通安全センターの案内図
(旧交通展示館)などよくわからない表記が。
すでにない施設を記載する必要はないだろうと思うのですが
なぜか記載されていたようでテープが貼られていました。
何をもって”旧”なんでしょう?


ここが1505号が眠る交通公園だった場所
案内看板からちょっと行くと左側に門が有り中に青い車体を見ることができました。
問い合わせたときに受付してくださいといわれていましたが
どこだかわからず講習の案内の方に場所を教えていただいて受け付け。
それでは1505号とご対面です。

状態はあまりよくありませんがさすが半鋼製車体。
原型をとどめています。
まぁ窓は外れたりしていますが・・・。

前の入り口から中をのぞいて気になったのは仕切り板の上のライト。
あれが付いているところは横浜市電1156号にも同じようなものが付いています。
ライトこそは失われていますが市電保存館で同じものを見た気も・・・。
もしかしたら現役当時から付いているものなのでしょうか。
ここに来て取り付けたとは考えにくいと思いますし。





床下機器は大半が撤去され、エアタンクの廃館は外されています。
また、抵抗器もすでにありません。

独特な形の台車にはすでにモーターはありません。

その反面ゴングとゴングをたたく部分は残されていました。 


車内には注意事項がはられていました。
公園時代は入ることができたのでしょうか。
窓は大半が残っており状態はいいですが一部アクリルに変更されているものがあったり、
ドアは一部の場所で失われています。

ビューゲル操作用の巻き取り機も残されています。
下のはストップランプでしょうか? 

車内は完全に屋根が抜けてしまっています。
しかし、構体は問題ないように見えます。

こちら側の運転席はブレーキ関係などが失われていますが反対側は残されています。
また、両方にワンマン時代の運賃受け取り関係が残されています。


今はコレといった使用もせずこの場所は予備のパトカーなどを保管しているようです。
隣には桜が咲いておりきれいなのですが公園として活用されておらず残念に思いました。
状態は悪化してしまいそうですができるだけ長く1505号が残ればと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿